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Kaguyahime 4 страница



 やっとさるが帰ってきました。Yatto saru ga kaettekimasita (наконец вернулась обезьяна).
「さむい、さむい。」“Samui, samui (холодно).”
と言いながら、いろりのところにすわりました。to iinagara (говоря), irori no tokoro ni suwarimasita (к очагу села; tokoro — место). せなかをあたためようとしたら、くりがはじけてさるのせなかにとびつきました。Senaka wo (спину;背中 senaka: «спина + посредине») atatameyou to sitara (погреть захотела когда), kuri ga hajikete (лопнув, разорвавшись; hajikeru) saru no senaka ni tobitukimasita (полетев, ударил; tuku — ударять).
「あつい、あつい。」“Atui, atui (горячо).”
とさるはうなり声を上げて、やけどをしたせなかに水をかけるために水おけにかけつけました。to saru wa unarigoe wo agete (вопль подняв; unaru — стонать; вопить), yakedo wo sita (ожог сделанная = которую обожгли) senaka ni (на спину) mizu wo kakeru (воды налить) tame ni (чтобы) mizuoke ni kaketukimasita (бросился; kaketukeru). かにの子どもたちは水おけから出てきて、水をかぶろうとしたさるの体じゅうを力いっぱいはさみました。Kani no kodomo-tati wa mizuoke kara detekite (выйдя: deru — выходить /наружу/ + kuru — приходить /подчеркивает также направленность действия из прошлого к настоящему моменту/), mizu wo kaburou to sita (собралась облить себя водой; kaburu: глагол на …ou в сочетании с to suru выражает намерение и готовность свершить действие) saru no karadajyuu wo (тело в самое; jyuu — середина) tikara ippai (с силой превеликой) hasamimasita (щипали; hasamu — резать ножницами). さるはさけび声を上げて外ににげ出そうとしました。Saru wa sakebigoe wo agete (вопль подняв) soto ni nigedasou to simasita (наружу убежать собралась: сочетание глагола на …ou с to omou означает намереваться, собираться что-то сделать). すると戸口にいたはちにちくりちくりとあたまをさされました。Suruto (затем, и тут) toguti ni ita hati ni (на входе находящейся пчелой) tikuri tikuri (колюще) to atama wo sasaremasita (в голову кололась = жалилась; sasaru — колоть; sasareru — быть уколотым). びっくりしてわけもわからないまま、さるはにげようとしましたが、牛のふんにずるっとすべって、ころびました。Bikkuri site (пораженная) wake mo wakaranai («даже понимаемое не понимая» = ничего не понимая) mama (/в том же положении; как есть/ — не переводится), saru wa nigeyou to simasita ga (хотела убежать, но…: глагол на …ou в сочетании с to suru выражает намерение и готовность свершить действие), usi no fun ni zurutto (поскользнувшись; zureru) subette (поскользнулась; suberu), korobimasita (упала; korobu). その時、やねにいたうすがどすんとおち、さるはぺちゃんこになりました。Sono toki (в это время), yane ni ita usu ga dosun (бух, с грохотом) to oti (упав; otiru), saru wa petyanko ni narimasita (в лепешку: «в пласт» превратилась). こうして、かにの子供たちとなかまはかにのあだをとりました。Kou site (вот так: «так сделано»), kani no kodomo-tati to nakama wa (и товарищи) kani no ada wo torimasita (отомстили; ada — враг; зло; ada o toru /взять/ — отомстить).

さるとかに

 むかしむかし、あるところにさるとかにがいました。ある日二人であそびに行くと、かには草の中ににぎりめしを見つけました。さるは、うらやましくてうらやましくて
「おれも何かを見つけよう。」
と思って、じめんをよく見てさがしていると、かきのたねを見つけました。そして、さるはかにのにぎりめしを食べたくて、こう言いました。
「かにどん、にぎりめしとかきのたねをこうかんしようか。にぎりめしは、食べるとすぐなくなってしまうよね。だけど、かきのたねというのは、うえると毎年おいしいかきをいっぱい食べられるんだよ。」
かにはその話を聞いて、
「かきのたねはいいもんだな。」
と思って、自分で見つけたにぎりめしとこうかんしました。食いしんぼうなさるはにぎりめしを食べ、かにはかきのたねをもって帰りました。

 かには家へ帰って、にわのすみにかきのたねをまきました。毎日毎日かにはかきのたねに水をかけたり、こやしをかけたりしていました。
「早くめを出さないとはさみで切るぞ。」
とかにが言うと、かきのたねはあわててめを出しました。そして、
「早く大きな木にならないとはさみで切るぞ。」
とかにが言うと、かきのめはあわてて大きな木になりました。こんどは、
「早くみをつけないとはさみで切るぞ。」
とかにが言うと、かきの木はまっかにじゅくしたみをつけました。かには
「さあ、うまそうなかきを食べよう。」
と思って、かきの木によじのぼろうとしました。でも、りょう手のはさみでカチカチやっても、かには木からずるっとすべりおちてしまいます。なんどやってもうまくのぼれませんでした。

 そのうちさるがやって来て、うまそうなかきを見て食べたくなってきました。
「もともとおれがそのかきのたねをひろったんだから、おれがおいしいかきを食べるぞ。」
と言って、さるはすばやく木にのぼって、がつがつかきを食べました。さるが一番赤あかくておいしいかきをかってに食べているあいだに、木の下にのこっていたかには
「おれにもかきをもいでくれ。」
とたのみました。そこで、さるはあおくてかたいみをえらんで、力いっぱいかにになげつけました。かきがかにのこうらに当たり、かにのこうらはずたずたになりました。かにがしんでしまったとわかって、さるはしらぬ顔をして、いそいでにげ出しました。かわいそうにしんだかにのこうらから、かにの子どもたちが出てきて、お母さんがしんでいるのを見ておいおいなきました。

 ないているかにの子どもたちの声を聞いて、はちがとんで来ました。
「かにの子どもたち、どうしてないているの。」
とはちはたずねました。
「お母さんがしんだんだ。さるにころされた。」
とかにの子どもたちがなきながら答えました。
「あいつはわるいやつだな。」
とはちが言いました。そのうち、くりがやってきて、
「かにの子どもたち、どうしてないているのか。」
と聞きました。かにがさるにころされたという話を聞いて、くりははちと同じように思いました。みなはさるはわるいやつだからあだうちをしようと思いはじめました。そこにうすが来ました。うすもかにのしを聞いて、さるはわるいやつだと思いました。そしてさいごに牛のふんが来て、話を聞き、みなであだうちに行くことにしました。なかまたちはさるの家へでかけました。
 かにの子どもたち、はち、くり、うすそして牛のふんはさるの家につきました。ちょうどさるがるすにしていたところだったので、みなはあだうちのじゅんびをしました。くりはいろりの中にみをかくし、かにの子どもたちは水おけに入り、はちは戸口の上に止まりました。さいごに、うすがやねに上がり、牛のふんは戸口にすわりました。みなはしずかにそれぞれのもちばについて、さるが帰ってくるのをまちました。

 やっとさるが帰ってきました。
「さむい、さむい。」
と言いながら、いろりのところにすわりました。せなかをあたためようとしたら、くりがはじけてさるのせなかにとびつきました。
「あつい、あつい。」
とさるはうなり声を上げて、やけどをしたせなかに水をかけるために水おけにかけつけました。かにの子どもたちは水おけから出てきて、水をかぶろうとしたさるの体じゅうを力いっぱいはさみました。さるはさけび声を上げて外ににげ出そうとしました。すると戸口にいたはちにちくりちくりとあたまをさされました。びっくりしてわけもわからないまま、さるはにげようとしましたが、牛のふんにずるっとすべって、ころびました。その時、やねにいたうすがどすんとおち、さるはぺちゃんこになりました。こうして、かにの子供たちとなかまたちはかにのあだをとりました。

ももたろう





Дата публикования: 2015-01-13; Прочитано: 288 | Нарушение авторского права страницы | Мы поможем в написании вашей работы!



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