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Если приводится и китайское, и японское чтение иероглифа, то они разделяются косой чертой 6 страница



「とうがらし山のうさぎは、とうがらしやまうさぎだ。“Tougarasiyama no usagi wa, tougarasiyama usagi da.
杉山のうさぎは、杉やまうさぎだ。Sugiyama no usagi wa, sugiyamausagi da. (Кедровой горы заяц — кедровый заяц.)
おれはかんけいがない。」ore wa kankei ga nai (я не имею /к этому/ никакого отношения: 関係 kankei — отношение, связь, причастность)

と答えました。to kotaemasita (ответил). 本当にだまされやすいたぬきは「なるほど。」と思って、うさぎがどうして船を作っているのかをたずねました。Hontou ni (и правда) damasareyasui tanuki wa “Naruhodo.” (легковерный барсук: «Действительно») to omotte (подумав), usagi ga dou site fune wo tukutteiru no ka wo tazunemasita (заяц для чего делает лодку спросил). 川で魚をとるためだと聞いて、魚がすきなたぬきも船がほしくなり、二人とも船を作ることになりました。Kawa de sakana wo toru tame da to kiite (в реке рыбу ловить чтобы ответил; tame — польза, выгода; ради), sakana ga sukina tanuki (рыбу любящий барсук) mo fune ga hosikunari (тоже лодку захотел: «захотевшим стал»), futari (вдвоем) tomo (товарищи, компаньоны) fune wo tukuru koto ni narimasita (собрались сделать лодки).
「おれは白だから、すぎで白い船を作る。“Ore wa siro (я белый; ore — я /о себе; по отношению к низшему лицу/) da kara (так как), sugi de (из кедра) siroi fune wo tukuru (белую лодку сделаю).たぬきどんは黒だから、土で黒い船を作ればいいよ。」Tanukidon wa kuro (ты же, барсучок, черный) da kara (так как), tuti de (из земли) kuroi fune wo tukureba iiyo (черную лодку сделаешь если — хорошо).”
とうさぎは言いました。to usagi wa iimasita.

二つの船ができて、川にうかべると、真ん中についたところで水がしみこんで、たぬきの土船がくずれはじめました。Futari no fune ga dekite (обоих лодки были готовы; dekiru — быть способным, быть готовым), kawa ni ukaberu to (на реку спустили когда; ukaberu — плыть, держаться на поверхности), mannaka ni (в середину) tuita tokoro de (достигнутое место; tuku — прибывать) mizu ga simikonde (вода начала просачиваться; simikomu), tanuki no tutibune ga (земляная лодка) kuzurehajimemasita (разрушаться, распадаться начала; kuzureru).たぬきは川にしずんで行きながら、Tanuki wa kawa ni sizundeikinagara (в реку погружаясь; sizumu),
「たすけてくれ!たすけてくれ!」“Tasuketekure! Tasuketekure (помогите, спасите; kureru — давать /действие направлено от 3-го лица ко 2-му или 1-му, от 2-го лица к 1-му/)!”
とたのみました。to tanomimasita (просил). けれどもうさぎはKeredomo (однако) usagi wa
「かわいそうなおばあさんのことを思い出せ。」“Kawaisou na obaasan wo koto wo omoidase (несчастного старика /дело/ вспомни = о бедном старике вспомни; omoidase — грубая повелительная форма).”
と言ってこぎかえりました。to itte kogikaerimasita (гребя, вернулся = уплыл; kogu — грести). うさぎはおじいさんの家に行って、Usagi wa ojiisan no ie ni itte (заяц, придя в дом старика),
「たぬきはしんだよ。」“Tanuki wa sinda yo (барсук вот умер, погиб).”
と知らせましたが、おじいさんはよろこびませんでした。to sirasemasita ga (сообщил, дал знать; siru — знать; siraseru — сообщать), ojiisan wa yorokobimasendesita (не обрадовался; yorokobu). あだうちをしてもおばあさんは帰ってこないと思っていたのです。Adauti wo site mo (даже месть свершив) obaasan wa kaettekonai to (старуху не вернуть; kaeru — возвращаться + kuru — приходить /выражает длительность действия, направленного из прошлого в настоящее, к моменту высказывания/) omotteita no desu (подумал).

かちかちやま

 むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。毎日毎日おじいさんが畑で働いて、

「一粒は千粒になる。」

とうたいながら豆をまきました。

毎日毎日たぬきが畑に来て、同じように

「一粒は一粒。ぜんぶ食べるよ。」

とうたっていました。だからいつも、つぎの日豆は一粒ものこりませんでした。わるいたぬきがぜんぶ食べてしまうのです。そのせいで、おじいさんとおばあさんは貧乏にくらしていました。

 するとある日おじいさんが畑に来たら、また豆がなくなっていました。おじいさんはおこって、たぬきをつかまえることにしました。いつものようにうたいながら、豆をまきはじめました。

やっと、たぬきが来て、いつもと同じようにおじいさんをからかいました。おじいさんはすばやくたぬきをつかまえてなわでしばりました。そして、たぬきをにないで家へ帰りました。

 「おばあさん、やっとあのわるいたぬきをつかまえた。今晩、おいしいたぬきじるを作ってくれ。」
と言って、おじいさんは畑にもどりました。おばあさんはあわもちを作りはじめました。ずるいたぬきは
「おばあさん、一人で疲れるでしょう。てつだったら、はなしてくれませんか。」
とたのみました。そんなことをしたら、おじいさんにおこられるとおばあさんが思ってまよっていましたが、
「まぁ、てつだってもらおう。」
と言って、なわをといてやりました。はなされたたぬきはてつだうふりをしてきねをとり、おばあさんをがつんとなぐって、ころしてしまいました。そして、わるいたぬきは山へにげました。

おじいさんは家へ帰って、おばあさんがしんでいるのを見つけて、おいおいなきました。そのうちうさぎが来て
「おじいさん、どうしてないているんですか。」
と聞くと、かわいそうなおじいさんがたぬきのことを話しました。
「そうですか、じゃあわたしがあだうちをしましょう。」
と言って、うさぎは山へでかけました。

 山でうさぎがたきぎをひろっていると、たぬきが来ました。
「うさぎどん、何をしているの。」
とたぬきがたずねると、
「今年の冬はとくにさむいそうだからたきぎをひろっておいた方がいいよ」
とうさぎは答えました。たぬきもたきぎをひろって、二人でたくさんたきぎを集めました。たきぎをせおって山をおりるとちゅうで、うさぎが小声で
「おもたい、おもたい。」
と言うと、たぬきは二人の分をはこびました。そして、後ろを歩いていたうさぎは、ひうち石をかちかちとうちました。


「かちかちという音は何だろう。」
とたぬきが聞くと、
「ここはかちかち山だから、ないているかちかち鳥の声だよ。」
とうさぎは答えました。そしてうさぎはたぬきがせおっているたきぎに火をつけ、たきぎはぼうぼうともえはじめました。
「うさぎどん、ぼうぼうという音は何だろう。」
とたぬきが聞くと、
「ここはぼうぼう山だから、ないているぼうぼう鳥の声だよ。」
とうさぎは答えましたた。そのうち、たぬきの背中があつくなって、
「あち、あち。」
とさけび声を出したすきに、うさぎはにげました。
 そのつぎの日、うさぎはとうがらし山へ行ってとうがらしをとってきてとうがらしみそを作りました。すると、たぬきが来て、
「きのう、おかげでかちかち山でたいへんなやけどをした。」
とおこりました。うさぎは、何も知らない顔をして、

「かちかち山のうさぎは、かちかちやまうさぎだ。
とうがらし山のうさぎは、とうがらしやまうさぎだ。
おれはかんけいがない。」

と答えました。だまされやすいたぬきは「なるほど。」と思ってうさぎがやけどのくすりをもっているかどうかたずねました。
「今作ったみそはたいへんきくくすりだよ。」
と言って、たぬきのせなかにたっぷりとうがらしみそをぬってやりました。はじめのうちは、何ともありませんでしたが、そのうちますますやけどがいたくなってさけび声を上げました。そのすきに、うさぎはもういちどにげてしまいました

そのつぎの日、うさぎは杉山へでかけ、木を切って船を作っていました。そのうち、やけどがひどくいたく、とてもおこっていたたぬきが来て、
「きのう、おかげでとうがらし山でしにそうだった。」
と言いました。うさぎはいちどもたぬきに会ったことがない顔をして、

「とうがらし山のうさぎは、とうがらしやまうさぎだ。
杉山のうさぎは、杉やまうさぎだ。
おれはかんけいがない。」

と答えました。本当にだまされやすいたぬきは「なるほど。」と思って、うさぎがどうして船を作っているのかをたずねました。川で魚をとるためだと聞いて、魚がすきなたぬきも船がほしくなり、二人とも船を作ることになりました。
「おれは白だから、すぎで白い船を作る。たぬきどんは黒だから、土で黒い船を作ればいいよ。」
とうさぎは言いました。

二つの船ができて、川にうかべると、真ん中についたところで水がしみこんで、たぬきの土船がくずれはじめました。たぬきは川にしずんで行きながら、
「たすけてくれ!たすけてくれ!」
とたのみました。けれどもうさぎは
「かわいそうなおばあさんのことを思い出せ。」
と言ってこぎかえりました。うさぎはおじいさんの家に行って、
「たぬきはしんだよ。」
と知らせましたが、おじいさんはよろこびませんでした。あだうちをしてもおばあさんは帰ってこないと思っていたのです。





Дата публикования: 2015-01-13; Прочитано: 213 | Нарушение авторского права страницы | Мы поможем в написании вашей работы!



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